飽差管理はじめます

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最近、趣味でガーデニングを始めたmi2yo4です。この時期になると、園芸店でも色とりどりの花が売られるようになります。なので、巡っているだけでテンションが高くなりますね。

今日は最近弊社内で取り組んでいる「飽差」について少し書いてみます。

飽差とは?

さて、「冷やし中華はじめました」のようなタイトルで始まった本エントリですが、
ここでのっけから聞いてみますが、飽差とは何なのでしょうか?
私も当初は知らなかった単語ですので調べてみました。

ある温度と湿度の空気に、あとどれだけ水蒸気の入る余地があるかを示す指標で、空気一m3当たりの水蒸気の空き容量をg数で表す(g/m3)。植物の水分状態は、相対湿度よりもこの飽差に強く影響を受ける。
―ルーラル電子図書館

雑誌「現代農業」を見ているとよく出てきている単語で、今まで温度湿度で管理していたハウスも、実は飽差で管理したほうが、より植物の生育状態に影響を与えるんじゃね?
という考え方のようです。

ここ数年でこの考え方が農家さんの間でも広まってきているようで、弊社のように温度・湿度などの環境値をモニターする場合に「飽差で判るとうれしいんだけどなぁ」といったような要望も頂くことがありました。

飽差表をもっと便利に出来るのでは

さてこの飽差。
飽差を直接測るセンサーというのは無いので、温度湿度から求めます。
その計算式はあるにはあるのですが、コンピュータならともかく人の手で行うには少々面倒臭いです。
そういう事もあってなのか、「飽差表」というものが広く使われているようです。
これは温度を縦軸、湿度を横軸にした表で、ぱっと見で現在の飽差がわかるという便利な表です。

農家さんはこの飽差表を携えて、「うんうん、今の飽差はこんな感じか…上手く行っているな」
と判断するのだと思います。
しかし、温度湿度をセンサーで計測しているのであれば、この飽差についても自動的に求める事は可能ですよね?

screenshot2

そう考えてリアルタイム飽差管理表のプロトタイプを隣に座っているイケメンに作って貰いました。
現時刻での飽差の他に、早朝から現在まで、飽差がどのように変化してきているのかを一目で分かるように飽差表の上でグラフに描画しています。

最近では飽差を目標の数値に近づけるために各設備を制御する、という事も重要ですが、どのように近づけたら良いのか、という事も重要視されているようです。
そういった場合に、「飽差変化の遷移」が簡単に分かるのは魅力的では無いでしょうか?

と、今日は少し飽差管理について書いてみました。
ではまた!

追記

上の飽差表を実際のサービスに組み込んで運用しており、好評を頂いています。
詳しくは下記ページからご覧ください。

あぐりログは温室のモニタリングサービスです