風速計センサーの試験評価と表示について

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「風速計を手で動かす」

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「風速計をエアースプレーで動かす」

先週、届いた風速計センサーを試験評価しています。

息を風速計センサーにフ―フ―吹きかけたり、手で風速計センサーをグルグル~と回したりしてテストしています。

手で風速計センサーを動かすると 5~7m/sくらいが出ますね。

エアースプレーを使ってやると結構風速がでます。

ですが、人工的な風じゃなくて自然の風のテストがしたいところです。

それで実際の風でテストする予定です。

会社の仲間が住んでいる所が海岸に近いのでそこはよい風が吹いていると思います。

ちなみに風速って分かりにくいです。

風級

内容

風速

【やや強い風】

取り付けの悪い看板やトタンが飛びはじめる。

風速10~15m/s

【強い風】

ビニルハウスが壊れはじめる。

風速15~20m/s

【非常に強い風】

鋼製シャッターが壊れはじめる。風で飛ばされたもので窓ガラスが割れる。

風速20~25m/s

【非常に強い風】

ブロック塀が壊れ、取り付けの悪い屋外外装材がはがれ、飛びはじめる。

風速25~30m/s

【猛烈な風】

屋根が飛ばされ、木造住宅の全壊がはじまる

風速30m/s以上

身に近い物こと扇風機で考えると分かりやすいかもしれません。

羽根直径

風速

20cm

115m/min 以上(1.9m/sec)

25cm

145m/min 以上(2.4m/sec)

30cm

170m/min 以上(2.8m/sec)

35cm

190m/min 以上(3.1m/sec)

40cm

205m/min 以上(3.4m/sec)

表示方法は大きく3つと考えています。

「風速」と「最大瞬間風速」と「最大風速」です。

  • 「瞬間風速」 : 1分毎に風速の変化を見て、その瞬間毎の風速
  • 「平均速度」 : 10分間の変化の平均する速度
  • 「最大風速」 : 10分間の平均風速の最大値
  • 「最大瞬間風速」 : 瞬間風速の最大値

天気予報や気象情報などで「風速○○メートル」という場合、10分間の平均風速を指します。

まずは天気予報や気象情報で使う「風速」を取ることに集中するつもりです。

データ写真

「口で一生懸命やった場合」

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「手で一生懸命やった場合」

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「エアースプレーで一生懸命やった場合」

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