この7月でIT工房Zの6期目が開始
おかげざまでこの7月から6期目がスタートしました。
企業の設立後、どれぐらい生き残るか、つまり存続(生存)率について興味深い情報があったので紹介しておきますね。
「ベンチャー 存続率」などのキーワードで調べてみて片っ端から内容を見てみると大体以下の様な感じでした。
設立後年数 | 存続率 |
---|---|
1年 | 40% |
5年 | 15% |
10年 | 6% |
20年 | 0.3% |
30年 | 0.02% |
…かなりベンチャー企業の存続率は低いようですね。
(幸いな事に、ウチは存続率15%の中に入れたようです^^)
ありがたやありがたや…
これまでの歩みについて
弊社Facebookの書き込みにもありますように、あぐりログとその関連が名実共に会社の基幹事業となりました。感慨深いものがあります。
これまでの主な歩みを振り返ってみます。
- 平成23年(2011年) 7月 IT工房Zを立ち上げる
- 平成25年(2013年)10月 第3回農業資材EXPOに出展、「あぐりナビ」展示
- 平成26年(2014年) 7月 「あぐりログ」サービス試験公開
- 平成26年(2014年)10月 第1回次世代農業EXPOに出展、「あぐりログ」展示
- 平成27年(2015年) 1月 「あぐりログ」本サービス開始
- 平成28年(2016年) 7月 施設園芸・植物工場展(GPEC)2016に出展(予定)、「あぐりログ」展示
- 平成28年(2016年) 8月 Maker Faire Tokyo 2016に出展(予定)、「あぐりログ」展示
あぐりログとしてのサービスは試験公開開始から2年目を丁度終える所に来ています。
8月以降も色々とあぐりログのサービス改善がありますのでご期待ください。
また、今月末のGPEC(2016/7/27-29)、来月初旬のMaker Faire(8/6,7)は皆様の来場をお待ちしておりますm(_ _)m
今後の「あぐりログ」展開について
そもそもあぐりログを世に発表した当初、私たちは生産者さんに対して「直販によるサービス展開」と言う形を考えていました。
というのも、その当時はこのように考えていたからです。
- 導入実績の無い「全く新しい」製品で
- 規模が「とても小さい」ベンチャー企業が開発して
- 「モニタリングに特化している」製品・サービス(制御はしないよ!)
…とまあ、良く言えばシンプルで対象を絞りきった、悪く言えばあれも出来ないこれも出来ないのナイナイづくしな製品・サービスと言えます。
そんな類のモノだから代理店が「ウチで取り扱いたい」って言ってくる事も無いでしょう…と。
また、生産者さんと直に繋がっている方が、現場の意見をすぐ製品にフィードバック出来るのでは?という考えもあった(これは今でもそう思っていますね)ので、前述の直販という形になっていたのです。
ところが、意外や意外。
「この製品をウチのお客様に広めたい」
という声が出てきて、代理店として取り扱いたい…というような問い合わせもありました。
私達の製品・サービスが、実は結構ニーズがあったんですね!
そこでパートナー(代理店)募集を考えています
同時に、私たちもある問題に直面してきています。
それは「あぐりログサービスを今後どのように全国に展開していくか…」という事です。
これまでの直販によるサービス展開はメリットも多いですが、デメリットも存在します。
私たちが一番デメリット(問題)と思っているのは「受注業務で忙殺され、あぐりログサービスの開発に注力できなくなってしまう」ことです。
(それは何としてでも避けたい!)
なので、私たちは製品・サービスの開発に出来るだけ注力し、販売や一部サポートを担当してくれるパートナー(代理店)を探そう!という話が内部で進んでいます。
パートナー募集の草案
あぐりログがどんなサービスかを知って、使ってみて、どのようなものなのかを、パートナーにも理解して貰うことが大事だと、私達は考えています。
(これは、ある意味一種のドックフーディングのような効果を狙っています)
で、こんな簡単な草案を作ってみました。
- パートナー登録の際に登録金を支払って頂く
- 登録により、ログBOX1台とあぐりログサービスを1年間を利用できる
- 問い合わせ一次対応を行って頂く
とまあ、簡単に言えばログBOXを1台契約して、使い方を学んで、自らの顧客にある程度対応出来る人・企業にパートナーになりませんか?
という話になります。
私たちと共にあぐりログを盛り上げよう、という気持ちになりましたらこちらまでご連絡下さい。
また、施設園芸・植物工場展(GPEC)2016展示会でもパートナーに関する話を受け付けていますので宜しくお願いいたします。
いろいろと補足
今回のパートナー募集について、かなり重要な話ですので、一応弊社代表に本エントリをチェックして貰いました。
これだけは伝えておきたい!という事でしたので、代表のコメントを引用しておきます。
パートナー(代理店)展開の大きな理由は、
「多くの人たちに当たり前の様に環境計測を利用してもらって、栽培管理に役立てて欲しい」
という事にあると考えています。
そういう考えに至ったのは、多くの人たちが関心を寄せてくれたことが大きかったと思います。
そして、あいち経済連(ファンになってくれた最初のパートナー)と愛知県農業試験場(共同開発先)が一緒になって
「(まずは施設園芸が盛んな地元である)愛知県での展開」を支援してくれるという幸運に恵まれて、今の状況に至ってきたと感じています。その結果として、パートナー(代理店)とのおつきあいの方向性が(上述のように)見えてきたのではないかなと。
「多くの人たちに当たり前の様に環境計測を利用してもらって、栽培管理に役立てて欲しい」
という思いに同調してもらうことがパートナー(代理店)という仕組み以前に大事かなと思います。
私たちの思いに同調してくれる方、info[at]agrilog.jpにご連絡くださいね!
展示会でもお待ちしています。事前に連絡を頂けると色々と準備が出来ますので、大変助かりますm(_ _)m