環境制御の現状と課題(別名キュウリセミナー)に参加してきました

こんにちは、mi2yo4です。

先週の3/13に宮城県で開催されました第2回総合セミナー「環境制御の現状と課題」というものに参加してきました。
今日はその事について書いてみようかと思います。

環境制御の現状と課題(キュウリセミナー)

宮城県のWebサイトによると、宮城県の産地は以下のようになっています。

  • みやぎ仙南(夏秋きゅうり)
  • 登米(夏秋きゅうり)
  • 栗原(夏秋きゅうり)
  • 石巻(冬春きゅうり)
  • 阿武隈(冬春きゅうり)
  • 登米(冬春きゅうり)

県内だけで四季を通した出荷が出来そうですね。
今まで、トマトやイチゴという事例をよく聞いていたのですが、キュウリ生産も盛んなんですね。

さて、当日のプログラムはこんな感じでした。

  • 情報提供:宮城県の園芸振興施策と環境制御の乗り組みについて
  • 事例報告1:環境制御の導入による生産性向上の取り組み事例について
  • 事例報告2:キュウリ生産現場での生産性向上に向けた環境制御の取り組み
  • 環境計測機器メーカーからの計測機器の紹介と普及状況、生産現場支援等の事例紹介

私が登壇したのは一番最後の項目、「環境計測機器メーカーからの計測機器の紹介と普及状況、生産現場支援等の事例紹介」という部分ですね。

あぐりログの現状

当日お話しした内容をかいつまんで書いてみるとこんな感じです。

  • ものすごく簡単に始められる(ぶら下げて電源を繋げるだけだから)
  • All in Oneで、クラウドまで一気通貫で環境データをアップロード
  • あぐりログは只今、全国で700台程度の稼働状況となっています(実際に出荷したものはそれより多いです)
  • 愛知県ではトマト、ミニトマト、キュウリ、ナス、イチゴ、オオバ、バラ、キク、ミカン、イチジクなど多岐に渡ってしようされている
  • 生産者さんはグループを作って、お互いをフォロー、全部で50程度のグループ
  • 生産者さん、県普及員・JA指導員さんとあぐりログを使って栽培環境について勉強

他社さんも色々と熱の入ったアピールをされてました。
ウチも負けないようにしないと…刺激を受けますね!

現状を知るツールとして環境計測を始めるという流れ

当日の事例報告などでも、「環境制御」というキーワードが書かれています。
が、話題に上がっているのは実は「自動環境制御」ではありません。
というのも、自動環境制御をいきなり始めようとしても膨大な投資コストがかかってしまいます。

なので、大まかに言って「制御は手動」で「制御に伴う(環境)情報取得」にまず投資してみようというような内容でした。
これは私たちが日頃から主張している「現状を知らずに対策は打てない」「カーナビ無しで目的地に効率よくたどり着けるのは難しい」と言う事と合致しており、それもあってセミナーにお呼ばれされたのかな、と思いましたね^^

日本の施設園芸の現状を見ても、最先端の部分は自動制御も勿論入っていて、それこそ「最先端!」という形です。
が、90%以上の施設はそんな事は無くて、ビニールハウスで何とかやり繰りしています。
この部分を強化する事で農業の未来は明るくなるのかな、と思いました。

あぐりログは、きゅうりの環境制御(環境計測)にも70台ほどの実績(2018/3現在)があります。
まずはハウスの現状を知る事から始めてみませんか?
資料請求はこちらから

ということで、今回はここまで。
それではまた~。

関連記事:あぐりログではじめる環境制御―キュウリ編―