次世代ハウスモニタリングサービスに込める思い

こんにちは、mi2yo4です。

先日、と言っても昨日の話ですが、お気に入りのUSB-microUSB-Lightningケーブルのコネクタ部分をひん曲げてしまい、iPadで充電出来なくなってしまいました…再度購入するかどうか迷います…orz

さて今日は、あぐりログの新しいパンフレットを作るにあたって入れた「キーワード」について書いてみます。

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(写真は現行パンフレット)

パンフレットを新調作業しています

上の写真は現行、もうすぐ古いバージョンのパンフレットとなります。

このパンフを作成したのは…2014年10月の展示会に出しているので、その前に完成したものですね。こうやって見ると感慨深いものがあります。

当時はあぐりログサービスをこれから始めます!という段階で、まずユーザーが何を求めているか、と社内で様々な仮説を立て検討してきました。

私達は「とにかく簡単に無理なく始められなければ、モニタリングするメリットなんて分からないよね?」という仮説を立て、上の写真のようなパンフを仕上げました。
あぐりログのパンフが端緒になったかどうかは判りませんが、今現在ではどの会社のパンフレットも同様の事が書かれるようになっています。この事からも私達の仮説が正しかったのではないかと考えています。

そして今回、私達は新しくするあぐりログのパンフに「次世代ハウスモニタリングサービス」というキーワードを入れる事にしました。

次世代ハウスモニタリングサービスとは

ちなみに、前回パンフでは「ハウスモニタリングクラウドサービス」と銘打っていましたが、今回は

次世代ハウスモニタリングサービス

です(^^

なぜ次世代のキーワードを入れたのでしょうか?

第1世代

これまでのハウスモニタリングサービスと言えば…「その場所」つまりハウスに居なければ室温や湿度、二酸化炭素濃度などのハウス環境が判りませんでした。

私は独自にこれらのサービスを「第1世代」としてカテゴライズしています。
第1世代のモニタリングでは、モニタ機器がある場所しか現状を把握できません。もしハウス内に居てもモニタ機器が側に無ければやっぱりモニタ機器の場所まで移動しなくてはなりません。

モニタを1回見て済む話しであれば面倒ではないです。が、1シーズンを通してモニタを何百回も見る、と言う事になってしまうと…いちいち数値を確認することも面倒になってしまいますよね。
(後は施設園芸ハウスという過酷環境の中にPC設備を入れて故障しないか…とかもありますが)

第2世代

最近出てきているモニタリングサービスは、「いつでもどこでも」ハウスの室温や湿度が分かるようになっています。
確認する場所に囚われない、という意味では第1世代よりも確実に進んでいます。
先の基準から言うと、私は「第2世代」にカテゴライズされるのではないでしょうか(と勝手にカテゴライズ)。

弊社のあグリログは、サービス開始当初からこの第2世代にカテゴライズされたものです。
複数ハウスを所有しているお客様の中にも、「別ハウスにいても見たいハウスの環境値が分かる」と好評でした。

これから様々な会社から農業向けのモニタリングサービスが出ると予想していますが、それらはまずこの世代が出発点になると思います。

次の世代とは

私達の製品である「あぐりログ」は第2世代の機能に加えて、フォロー・フォロワー機能を実装しています。この機能を通してあぐりログユーザー同士のモニタ値の直接比較・共有が可能な所まで可能となっています。
私達は、この共有こそが次の世代のサービスではないかと仮説を立てています。

あぐりログに関して言えば、今は計測値のみの機能です。が、これに計測値に限らず経験・ノウハウをフォロー・フォロワー機能を通して共有出来るような機能が加われば、これは立派な次の世代のシステムと言えるのではないでしょうか。

私達の次世代へのチャレンジは始まったばかりですが、確実に前進しています。
これからにご期待できれば、と思っています。

まとめ

という訳で、今回は次回パンフに入れるキーワードについて書いてみました。

第x世代、というのは私達が勝手につけた造語のようなものですが、意外と現状に合っていると思いませんか?

それではまた。