ものづくり補助金の中で3Dプリンタを導入しました。
導入目的は、排液量センサーの計測用転倒升の一体成形ですが、3Dプリンタなので造形したいと思うものを具現化できます。
導入した3Dプリンタは、オランダ製の Leapfrog Creatr HS です。
とにかく使ってみよう
まずは、3Dモデルを作成してみないと始まりません。
試しに、ログBOXで使用しているCO2センサー「K30」のカバーを造ってみることにしました。
SenseAir 社のK30の寸法図が、co2meter.com の
http://co2meters.com/Documentation/Drawings/VDD-0019.PDF
にありました。
これから作画してみることにします。
何を使って作画する?
やっぱり三次元なので、所謂3D-CADが要りますね。
最近は、3Dプリンタが普及しているお陰か無償のCADが使えるようで。。
http://digifab.jp/123ddesign/11
30年ほど昔の3D-CADが車を購入できる位の価格だった頃しか知らないので、凄いです。
一応、サービス終了らしいですが、未だダウンロードできたので、Autodeskの123Dを使ってみることにしました。
とりあえず、色々と使い方は試してみて。。
どうにか、、
な感じに作成してみました。
3Dプリンタで造形できるようにスライスデータに変換します。
今回導入のプリンタには、標準でスライサーソフトウェア「Creatr 2.1」が付いていて、それでプリンタのgcode に変換できます。
しかし、造形用の材料が一つしかありません。現在注文していますが、2ヘッドのプリンタの1つのヘッドだけで本体と中空にある部材を支えるサポート材を出力する手順が良く判らず、、、造っちゃえとした結果。。。
と見事にわやな感じです。
とりあえず、できる事からという事で、サポート材が不要な状態にするために分割しました。
これで造形してみた所、、、
結構良いですね。。
K30用にあつらえた様なカバーができました。
くっつけて見ると、、
あらーー、ぴったりです。(^_^)/
これは、ログBOXのV2向けのカバーです。
今まで、完全手作りだったので、これをV2ユーザの皆さんに送って付けてもらおうかな。。
この試行結果から、3Dプリンタを導入して良かったと思っています。
視野が広がりますね。
次はサポート材の組み込み方とかを確認してレポートします。