こんにちは、mi2yo4です。今日は、無線LANを設置する場合に便利なツールについて書いてみようかと思います。
目に見えない無線LANの電波状況を知りたい
ハウス栽培のハウスに無線LANを設置している農家さんも結構居ると思いますが、無線LAN対応の環境センサを何処に置こうか…と悩んでいるかも、と思ったのがそもそもの発端です。
「一応、センサー子機を置いてみたけども、どうもうまくいかない(計測値を取得してくれない)。」
「親機がこの場所にある場合、子機はどの範囲で設置すれば良いのか…」
と言ったような悩み相談も受けることがあります。
そもそも無線LANで良いかどうか、有線LANの方が良いのではないか…というのもあるかもしれませんね。
無線LANは手軽に設置出来るのは大きなメリット!でも有線LANに比べるとやはり信頼性に劣るのは否めない。
と設置を行ってきた経験上ではそんな事が言えるかと思います。
「でもでも、やっぱり手軽さは何者にも代えがたい…(´・ω・`)」
そう思っているのなら!
計測したい箇所と無線LAN親機がどれぐらい離れていても大丈夫か、をある程度計測する方法がありますので、それを試してみてはどうでしょうか?
簡単に言えば対象の無線LAN親機の電波強度を調べるのです。
Wifi Analyzerはどうでしょう
一昔前であれば、電波強度を調べるには専用の機械が必要だったりします。が、今の時代であればセンサーの塊とも言われているスマートフォンでも計測が可能です。
Android版であれば、下記のWifi Analyzerなどが無料で使えたりするので弊社でも便利に使っていたりします。
Wifi Analyzer
Wifi Analyzerの使い方
ではここで簡単にWifi Analyzerの使い方を説明します。
アプリを起動すると下のような画面を表示します。黒塗りしている所が各アクセスポイントの名称が入っています。
ここで画面右から左方向にフリックをすると下記画面に代わります。
後はアクセスポイント名称を選択して、上のレベルメータを見るだけ。針がグリーン方向を指し示していれば、親機電波の損失が少ないという事で電波状態は良い、と言えます。
サウンドをONにすれば、音の鳴る間隔で電波強度が判るようになります(結構うるさいですが)。
もちろん、スマートフォンとこれから設置する無線LAN子機のアンテナの性能、設置箇所にもよりますのでこれで大丈夫!と言う事にはなりませんが、十分目安とはなります。
何しろ相手は目に見えない無線。出来るだけ目に見えるようにして評価してみると解決への道は開かれるかも…
ということで、今回はここまでです。
ではまた!