こんにちは、mi2yo4です。
GWも終わってしまって、次の休みは何時になるのやら…と指折り数えたくなりますね。
そんな中、今日は4/26に行われましたSORACOMさんの技術者向けイベント、SORACOM Technology Camp 2018に参加してきたので、その様子を書いてみたいと思います。
(前日の4/25に、マイナビ農業さんのNEXT AGRI CONFERENCEがあったので、丁度良いタイミングでしたね)
イベントのURLは↓コレですね。
https://technology-camp2018.soracom.jp
当日は私、イベント入場が始まる1時間ぐらい前に会場(大崎ブライトコア3F)についてしまうという熱の入れようぶりでした。
(前日泊しているので時間的に余裕~)
今回のTechnology Campは2会場、それぞれAトラック・Bトラックでセッションが行われていました。
A トラック | B トラック |
---|---|
開会宣言 | 開会宣言 |
ここで一句: SORACOMの全サービスのご紹介 | SORACOM を API で 256 倍使いこなす方法 |
IoTプロトタイプデバイス製作入門 ~セルラー通信デバイス編~ | 通信モジュール内蔵デバイス制作のための心構え |
IoT×クラウドデザインパターン | SORACOMで実現するデバイス管理 |
明日からできるLPWA開発の基礎 | 後手に回りがちなIoTセキュリティをどうすべきなのか |
すぐできる!閉域網 | SORACOM Air for セルラー グローバルカバレッジ の実力 |
と開会宣言を除けば5つのセッション×2トラックの構成です。
AトラックがこれからIoTを始める人(会社)向けで、Bトラックが既にIoTを始めちゃってる人(会社)向けの内容となります。
ちなみに私は上から順にB,B,B,A,Aといったトラックに参加してみました。
弊社は既にあぐりログサービスを広く展開している所なので、Bトラックの内容を聞いた方が勉強になるかと思ったのですね。
ちなみに、各セッションは既に当日の発表内容がネット上に公開されているそうです。行けなかった人も安心ですね。
セッションの他にもホール入口ではSORACOMを使った各デモやグッズ書籍の販売、SORACOMにお願いコーナーなどが設置されていました。
各デモももっと写真撮っておけば良かったな…
これは個人的に欲しいプロダクト。会社費用で購入してもらおう、そうしよう。
この仕組みはIoT機器のメンテナンスに使えるそうです。ウチの製品にも適用してみようかと思っています。
タブレットからの右回り、左回り、ストップボタンを押すとNゲージ(?)がそのように動きます。Public Gateの仕組みを使って操作しているとの事。
LoRaWANとSigfoxのデモもあったのですが、どうやらそれは写真を撮り忘れていた模様…
良かった点
- 実際に各トラックの内容を用いてデモもしていた事もあり、自分の中の理解がストンと落ちてきました
- APIを使ってみよう、使うと便利な世界が待っていそうな雰囲気を感じました^^)
- LoRaWANとSigfoxを使ったデモが行われており、実際の使い勝手などが分かった
- LoRaWANとSigfoxでのペイロードはそれぞれ11,12Byteというを知った。実装は工夫が必要ですが、ネット側はSORACOMがpack,unpackも行ってくれるそうです
特にLoRaWANと比べてSigfoxはレスポンスがゆっくりですね…
実際に比較したデモがあるのは大変ありがたい!
SigfoxはKCCSさんがアンテナを全国に展開中なので、手軽に始めやすい環境にあります。後はこのレスポンス遅延を許容できるかどうかが判断の分かれ目ですね。
イマイチだった点
- ドリンクが提供されるなら買ってこなくても良かった(地味に荷物…orz)
- 各デモももっと写真撮っておけば良かったな…
こうして見ると、意外と…という訳では無いですが、あまり各セッションの内容についてイマイチな点が無かったのが個人的には驚きでした。
弊社もSORACOMさんを使い始めていますが、今回紹介したような便利なツールを使いこなしている訳ではありません。
(というかまだ全然使いこなしていない、と言う話もありますね)
弊社のあぐりログは正式なサービス開始が2015/1で、その前にベータ版からリリースしています。
なので、タイミングとしてはSORACOM Airが始まる少し前だった事、途中からSORACOMさんに切り替えた事もあり、今の所はAir SIMを使っている+αでしか無いんですよね…
当日の発表している中の人も、
「SIM通信(MVNO)としてだけでSORACOMを見ると、得ではない。後ろにあるサービスも含めてのSORACOM。」
と言うような事をおっしゃってました。
確かに、SORACOM Air単体で見れば従量制という事もあって、そこが割高感を与えるのかもしれません。そこは後ろに控えるツールも駆使する事でSORACOM使える度が格段に増えるかと個人的には思っています。
今後は先に書いたように「後ろに控えるツール」をまだ使えていないこの状況を改善し、少しずつ切り替えていこうかなと思っています。
あと、SORACOMのイベント等には結果的に(ウチのメンバー内では)私が一番参加しているので、私が色々見聞きした事をフィードバックし、実装した方が手っ取り早いのでは?と思うようになってきました。
(丁度試してみたい気持ちもフツフツと湧き上がっていますしね!)
おまけ
時間的余裕もあるだろう!という事でSORACOM UG Tokyo #10/SORACOM Technology Camp夜の部にも参加してきました。
何かビール飲んだりとかおつまみ食べたりでいい気分になってしまいました^^)
とまあ、こんな感じでTechnology Campに参加しました。
こういったテクノロジー系は何か夢が広がって良いですね~。自分も色々とエネルギーを貰った気がします。
次回も参加したいですね!
それではまた~。