あぐりログはなぜ5分で環境モニタリングを開始できるのか?簡単スタートの秘密を解説。

 

あぐりログのキャッチコピーは「5分で始める×スマート農業」です。

「でも、環境計測が5分で始められるって本当?」と思いますよね。

「スマート農業」というだけあって、あぐりログはインターネットを利用したIoT機器です。IoTやIT機器と聞くと、「詳しい人でないと使いこなせないのではないか」「設置や初期設定が面倒なのではないか」と思われるかもしれません。確かに家電製品やパソコンは使いこなそうとすれば実に様々な知識が必要であったり、設置方法や使い方を覚えようにも取り扱い説明書が分厚かったりしてうんざりしてしまいますよね。

あぐりログにはITや電化製品お専門知識がなくてもラクに・カンタンにお使いいただけるよう工夫を施しています。なぜなら、ご利用いただく農業生産者の皆様はITの専門家ではない上に、あぐりログは農業のためにITが「手伝えること」は何かないのだろうか?と考えたことをきっかけに生まれ、開発を進めてきたサービスだからです。

そうして施された工夫が「5分で始める×スマート農業」に繋がっています。あぐりログはなぜ5分で環境モニタリングをスタートさせることができるのか?その工夫の秘密を解説します。

 

設置はログBOXを吊り下げるだけ

 

温室の状態を知るのに様々な計測機器を導入、ケーブルを配線したりと、手間をかけて苦労した経験はありませんか?あぐりログの設置は、専用のログBOXを温室内に吊り下げて、100V電源を繋ぐだけで完了です。吊り下げやすいよう、ログBOXには金属製のチェーンがついています。

たったこれだけの作業で、ログBOX標準セットの場合以下の値をお手持ちのスマホやPCでモニタリングできるようになります。

温度・湿度・二酸化炭素濃度、

積算温度・平均温度(24,48,72h)・最大温度・最小温度、

昼間平均温度・夜間平均温度・露点温度・飽差

またログBOXは軽くて栽培作業の邪魔にならない、縦横20 cm奥行10cmのコンパクトサイズの1つの箱です。あぐりログ開発当初は、ハウス内の温湿度を計測するセンサーやその計測値を遠隔地に届けるツールは存在するものの、それぞれの市販品を組み合わせるため配線や設定が難しく多くの方にとって利用が難しいものでした。それを踏まえてあぐりログはセンサ類と通信機能をシンプルに1つの箱に集約したうえで初期設定を省き、「誰でも使いやすい」を実現しています。

 

標準搭載のブラウザでモニタリング可能

 

あぐりログはログBOXの設置が簡単なだけでなく、実際にお手持ちのスマホやPCでモニタリングを開始するのも簡単です。ハードウェア(計測機器)に対応している専用のソフトウェア等はインストールする必要はありません。普段ご利用のインターネットエクスプローラーやGoogleChrome、Safariといった標準搭載されているブラウザで、http://agrilog.jp にアクセス、IDとパスワードを入力すれば、すぐにハウスモニタ画面(温室の環境値を実際に確認できる画面)にアクセスできます。

ここまでの流れとしては、ログBOXを吊り下げる→電源を繋ぐ→ログイン画面にアクセス→ログインしてモニタリング開始、です。おかげさまでこれまで設置が難しい、面倒といった声は頂いたことがありません。

 

まとめ

これまでパンフレットやWEBサイトで「設置が簡単」「すぐに始められる」という事を前面に出してきましたが、今回の記事ではなぜ簡単に・すぐにモニタリングを始められるのかという部分を詳しく解説してみました。カンタンって言ってるけど本当なのかな?と気になっている方には参考になったかと思います。

その他あぐりログについての詳しい事項機能については別ページに掲載しているので、是非ご覧になってみて下さい。