計測された飽差をどのように評価していくか考える

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こんにちは、mi2yo4です。

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

弊社では施設園芸・植物工場展(GPEC)、とMaker Faire Tokyo 2016への出展準備が佳境に入る所です。

展示会では、6/6リリース以降に実装・試験を行っている新機能についてもデモンストレーションが行えるような形にしたいなぁ、と思っています。

皆様のご来場、弊社ブースへの来訪を楽しみにしております。

さて、本日はその新機能の中でも「飽差、飽差表」について色々と書いてみたいと思います。

飽差表のアップグレードを予定しています

現在、あぐりログで使用されている飽差表は下のような感じのものです。

スクリーンショット 2016-07-11 16.34.48

あぐりログのβサービス開始から基本的に現在まで変わっていません。

なので、開発した当初だと

「これで問題ない!」

と思っていたものですが、正式サービス開始から1年半以上経った今、色々と手を入れる必要があるのでは?と感じるようになりました。

(この1年半の間で、私たちも色々と環境計測に関する知識が蓄積されてきたのですね^^)

現状の飽差表の問題点

現状、問題だと思っている点は以下の通りでした。

  • 利用者自身のハウスしか飽差表を見ることができない
  • ブラウザ画面を大きくしても表が大きくならない
  • 表示する時間帯が固定されている
  • 30分毎の飽差データを表示している
  • 対象日とその1週間前の日付のデータの比較で良いのか?

利用者自身のハウスしか飽差表を見ることができない

ハウスモニタ機能ではフォロー・フォロワー機能によって、フォローしているハウスの温度や湿度、飽差が折れ線グラフで確認できています。

でも、飽差表だけは自分のハウスしか見ることが出来ません。
これは

ブラウザ画面を大きくしても表自体は大きくならない

飽差を細かく見たい場合は、やっぱり画面を大きくしてみたいですよね。

これまではブラウザの画面を大きくしても、余白がその分大きくなるだけでした。

表示する時間帯が固定されている

今回の改善をする動機で一番大きかったのがこれですね。

以前、利用者から「表示時間帯を変更できないか」という問い合わせを受けたことがありました。

主に書籍からの知識で、「午前中の飽差が知りたいのでは?」という仮説を立てて、それに基づいて機能を実装していました。が、飽差を知りたいと言うことは、直接的には植物葉面の気孔が開いているかどうかを知りたい、ということになります。

そこから最終的には光合成が効率的に行われているかどうかを知りたい、という要求になります。

となると、午前中だけでなく日の当たる時間であれば何時でも知りたい、と思うのが当然ですよね?

30分毎の飽差データを表示している

もしそうであるなら、飽差データをもっと細かに見たい、という事も言えるかと思います。

となると、現状の30分毎データのグラフでは利用者が満足するとは思えません。

対象日とその1週間前の日付のデータの比較で良いのか?

カレンダーから選択した日付とその一週間前の日付の飽差データを表示していましたが、これも何故1週間前?という事が言えると思います。

今から考えれば、あまり論理的な根拠が無かったように思います。

飽差表の改善案

スクリーンショット 2016-07-11 16.37.46
(改善後の画面イメージ)

自分のハウス、およびフォロー先のハウスを合わせて15棟分のデータを切り替えて表示できるようにします

これは現在のハウスモニタが合わせて15棟分のデータを閲覧できるため、それに合わせる予定です。

フォロー先ハウスの飽差表も見えるようになるので、より比較検討しやすくなるのではないかと思います。
(もちろん、フォロー先ハウスの閲覧にはフォロー先から招待される事が前提になりますので、データが無制限に漏れるという事はありません)

ブラウザ画面に追従して飽差表が大きく見やすくなります

これは上に挙げた改善後の画面イメージを見て貰えれば判りやすいかと思います。

表示する時間帯を利用者が設定できるようにします

飽差表を利用する人によって、重視する日中時間帯は異なるものだ、と仮説を立てています。

そのため、利用者自ら表示する時間帯を設定できるように機能追加を行おうと計画しています。

5分毎の飽差データを表示するようにします

より細やかなデータを見たいという要求に応えるため、これまでの30分毎から5分毎のデータを使用しての表示を行うようにします。

対象日を含めた3日間のデータを表示するようにします

平均気温などを考えても、生産者さんは直近の温度変遷というものを重要視しています。
となると、飽差についても同様に考えたほうが良いのでは?という考えを持ちました。

そのため、飽差表グラフについても直近3日間で変化を見える化させようと思います。

その他いろいろ

飽差、に関しては先にも書きましたが要は光合成が効率よく行われるか?というものを推し量る指標となっています。

となれば、本当はその日の日射量か、もしくは気象が計測されてこそ最終的に「本当に植物にとって最適な環境なのか?」という事が見える化できるのではないか、と考えるようになりました。

このあたりを次のシーズンには何らかの成果を出してみたいですね。

また、このエントリに関しての感想ありましたら、弊社あぐりログFacebookなどにご意見下さい。

それではまた!