日々の環境の”ばらつき”を確認する

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今回は、あぐりログに新しく追加される画面を紹介しようと思います。
その画面のイメージは下の図のようになります。

日々の室温の平均値

これまであぐりログでは見なかったグラフですが、名前は箱ひげ図と言います。
この例だと、室温の平均値を7日ごとでまとめたものを12個並べて表示しています。
この箱ひげ図、最近だと高校の数学で習うようになったそうですが、折れ線グラフや棒グラフなどと比べるとまだかなりマイナーですね。

この箱ひげ図ですが、タイトルにも書いたように”ばらつき”をわかりやすく表現するために使われます。


箱ひげ図

データのばらつきを表すために使われるグラフです。
各データを順に並べたときの、全体の75%の位置を箱の上端として、25%の位置を箱の下端とします。そして、全体の50%の位置には黒い横線を引きます。
箱から飛び出している”ひげ”とその外側にある点については、計算が少し複雑なのでここでは省略します。計算方法はマニュアルに記載する予定なので、気になる方はそちらもご覧ください。

箱ひげ図では、箱の大きさからデータの”ばらつき”を、箱の中の50%の線の位置から”かたより”を知ることが出来ます。
例えば、毎日同じような温度になっていれば、箱ひげ図の箱は小さくなりますが、日によって全くばらばらな温度になっていると、箱ひげ図の箱は大きくなります。
また、毎日同じような温度であれば、50%の線は箱の中央に来ますが、寒い日や暑い日が極端に多くなると、50%の線の位置は上か下にずれていきます。

なので、まとまったデータを見る際には、たくさんの小さな点を見るよりも箱ひげ図を使った方がわかりやすい事が多いです。


 

あぐりログに箱ひげ図というグラフ画面を新しく追加するわけですが、グラフに表示できるのは「室温」「湿度」「CO2濃度」と「最大値」「最小値」「平均値」「昼間平均値」「夜間平均値」「日夜平均差」の組み合わせだけです。

平均温度であれば、初めに示した図のように、季節の変化に合わせて温度が上がっていると言ったことや、ある週の温度が大体これくらいなのかと言ったことがわかります。
また次の図のようにCO2濃度の平均値を見れば、4/6 ~ 4/12の期間や5/25 ~ 5/31の期間は普段と違う出来事があったのかな?と後から気付くことが出来ます。
(4/6 ~ 4/12の期間は雨の日が多く、天気の影響でCO2濃度が高めになっていたようです。一方で5/25 ~ 5/31の期間では雨の日が2日ありましたが、他の日は晴れだったので、天気以外の影響でCO2濃度が高くなっていた日があるようです。)

日々のCO2濃度の平均値

今回の更新では、色々なことがわかるだろうという思いから箱ひげ図を追加するのですが、これまでに箱ひげ図を使った管理をしているという話は全く聞いたことがなく、正直なところ箱ひげ図がどれくらい使えるものなのかまだわかりません。
なので、この機能が使えるようになった際には、箱ひげ図を使って気付いたことやうまい使い方等を教えて頂けると幸いです。